対応サービス:Amazon POD

対応ユーザー:一般会員、プロフェッショナル会員


 ワープロソフト(Microsoft WordやPagesなど)でテキストボックスや画像ボックスなどを使ったり、IllustratorやInDesignなどでレイヤーやオブジェクトに透明効果(不透明度の設定等)を設定したりすると、PDFファイル作成時に透明効果が含まれるオブジェクトとして保存されます。また、影付きテキストなど文字の効果を設定した場合にも、透明効果としてPDFファイルに保存されます。

 Amazon PODでは、透明効果が使われていると正しく印刷されないことがあります。そのため、透明効果が使われたPDFファイルは、Amazonで処理時にエラーとして返却するか、Amazon側で透明効果の削除を行って印刷工程に回されるか、どちらかの作業が行われます。

 エラーとして返却されるものの多くは、PDFファイルの修正が不可能なケースです。エラーとして返却された場合、ワープロソフトなどの元ファイル側で透明効果が含まれる箇所を削除・修正しないと問題解決しません。

 注意が必要なのは、返却されずにAmazon側で透明効果を削除するケースです。PDFファイルに含まれる透明効果の箇所を強制的に削除するため、画像が欠落したり、黒い矩形になったりすることがあるため、結果として読者が手にする書籍は不良品になってしまいます。こうしたトラブルを防ぐためにも、透明効果が使われたPDFファイルは作成しないようにしてください。


PDFファイル登録時に透明効果の有無は確認できます

 「パブファンセルフ」では、PDFファイル登録時に透明効果が使われているかどうかをチェックします。使われている場合、登録完了メール等にてメッセージが記載されていますので、セルフチェックにお使いください。

 また、透明効果を強制的に削除するPDFセルフ変換オプション(「オプション」→「PDFセルフ変換」にある「透明効果の削除」)も用意しています。元ファイルの修正でどうしても削除できない場合にご利用ください。ただし、PDFファイルの作成方法によっては、透明効果を削除できないこともあります。また、透明効果が使われている箇所の画像が欠落したり、黒い矩形になることがありますので、必ず変換したPDFファイルはご自身で確認してください。


PDFセルフ変換オプションの使い方を知りたい

https://customer.pubfun.jp/support/solutions/articles/48001208028



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